写真に全く興味のなかったこの私が・・・・。若い頃は「写真を取る」より「自身の目に焼き付けろ」タイプで
ほとんど写真を撮ることをせず、まともなカメラも持っていなかった。学生の頃イタリアはフィレンツェのミケランジェロ広場を訪れ、そこから
町が一望できるため、私は数時間ベンチに座って景色を堪能していた。
その間
写真を1枚も撮らなかった(近くで描いていた画家から絵を購入)。
そこはすぐ裏が駐車場で、大型バスが横付けして団体ツアー客が
どっと押し寄せていた。そのお客たちの行動を見ていると
一瞬景色を見て、後はずっと写真を撮り続けていた。
時間制限あるから仕方ないけど
、写真は最小限にして、少しでも
裸眼で、この場所の空気感を味わえば!と思ったものだった。
(良い所のベンチに座っていたため、何人もの日本人に
「日本の方ですか? 写真お願いできますか?」と声をかけられ
当然ながらバンバン撮ってあげたよ♪)
月日は流れ、久々海外旅行(10年北米)をするにあたっては
記念としてある程度は撮ろうと、当時としてはまともなデジカメを購入。
年を取って大幅に記憶力が低下したため、「自身の目に焼き付けろ」と
いう考え方は消えつつある。翌日にもう忘れちゃうもん(笑)。その後もイギリスやフランス、オーストラリアを旅行してきて
バンバンデジカメで写真を撮ってきたが、夜景はうまく撮れなかった。
『夜景を撮るなら(お高い)一眼レフじゃなきゃ』という話を聞いて
「海外旅行時のみ写真、日本では仕事以外撮らない」という私が
そこまでカメラにお金をつぎ込むのもどうかと思い、夜景は諦めた。
ちょっと前にイタリアへ行き(ミケランジェロ広場にも再訪して、
写真もそこそこ撮った)、やはり夜景をまともに撮ることができず
ただし撮らないよりはマシなので、何度も挑戦はしていた。
ヴェネチアで有名なリアルト橋。昼間に一度訪れて写真をパチリ♪

船で橋をくぐって振り向きざまにパチリ♪

そしてその夜に再度リアトル橋を訪れて、問題の夜景に挑戦。
ちなみにこれが昼間の橋の上から見れる景色。

同じ場所から夜景に挑戦したら・・・

ここどこ?(笑)

内部設定を切り替えたら多少マシにはなったが・・・
まぁデジカメの限界と諦めていたら、隣でアイパッドで撮影している
人が居て、画面が大きいから隣から撮れた画像を見ることができ
それがとても綺麗に写っていた!
えっ アイパッドのような薄くて
付随的なカメラ機能でそんなのが撮れちゃうの?(驚)こっちはカメラ機能しか付いてないデジカメでこの酷さなのに(笑)。そうか、4年前にデジカメを買ってからテクノロジーが進化して
今はそれぐらいの夜景はデジカメでも簡単に撮れるのか・・・。
イタリアから帰国して、また海外旅行が決まったので、
まともな夜景を撮るべく、大手量販店にデジカメを見に行った。
続く
追伸 リアルト橋からのまともな夜景写真が気になった方は
グーグル画像「リアルト橋 夜景」で検索してみてください♪
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